INIが気になりだして、アカウントを作ってみて。ちょっとずつお話してくれるお友達も増えて…そして気づいたことがありまして。
あ、私ってやっぱりXでその時々の感情を発露させるのが苦手なんだ…と。(今更すぎる)
字数制限がある中で短くまとめることも、リアルタイムに齟齬なく自分の気持ちを発信することも苦手だったわ。そういえば。何年SNSやってるんだ、私は。
でもいつか、自分自身が何かに迷った時に自分のことを見返せるものを残しておきたいかもな~という思いだけでこれを書き始めています。
自分による自分の為だけの記録で備忘録。
じゃあ公開しなくても…という話なんですが。
思ったよりも字数書いていたので、勿体無い精神で公開しておきます✋
誰かの暇潰しにでもなれば。
☆まずはちょっとだけ自分の話
別界隈をメインにオタクをしています。所謂2.5次元舞台(この言い方は語弊もあるし、好きではないのだけれども、現状知っている言葉で一番伝わりやすいので…)と言われるものに出演することの多い役者さんを応援しています。
TV番組はBGM代わりに流しているくらいなので、基本的に音楽番組は見ないし、Tik Tokも見ないので、流行りの曲は知らない。YouTubeは決まったチャンネルだけ見る形。
アーティストさんやアイドルさんは、誰かを応援していたことはなく、友達が好きな人は分かる人もいるかな…程度。
それからとてつもなく人の顔を覚えるのが苦手なので、基本的に髪色と髪型が変わると認識できなくなります。
余談ですが、先輩グループであるJO1さんはオーディション時からずっと応援している友達がいて。友達の推しさんもデビューしているので。
そちらの存在は認識していたのですが。(メンバーさんは友達の推しさんしか認識してなかった)
そのオーディション番組の2ndシーズンがやっていたことも、そこからグループが誕生していたことも全く知りませんでした。
☆INIを知ったきっかけ
YouTubeのINIフォルダがきっかけでした。
普段から見ているYouTuberさんが学力テストをやっていて。それが面白くて繰り返し見ていたら、おすすめ欄に各種グループさんの学力テストが出てくるようになったんですよね笑
なのでそれを片っ端から見ていった…という感じ。本当に一時期、人の学力テストばっかり見ていました。謎。
どの学力テストも面白かったのですが(?)メンバーさんの雰囲気が明るく柔らかく、他の動画も見てみようかな?と思えたのがINIさんだった、という。
学力テストって、(当たり前なんですけど)できる / できない が明確になるじゃないですか?
その中でどうしても、この扱いはどうなのかな~と思うことも出てきちゃって。そうなると、他のも見てみよう!とはならないんですよね。「この企画は」面白かったな。で、終わってしまうというか。
でも学力テストって、見易いし分かりやすいし本人達の様子を知るにはとってもいい企画だと思います。(何の話?)
話を戻しますと、明るくていい子達だな~と思って、私にしては珍しく他の動画も見てみよう!と、思い。毎日INIフォルダを巡る日々が始まりました📂
どの動画を見ても、全力で仲良くおおはしゃぎするメンバーさんが素敵で。気がつけば、INIフォルダと名のつくものは全部見終えていました。
この頃、ようやっとメンバーさんの顔と名前が全員一致するようになっていました。すぐ髪色が変わるから、本当に覚えるの大変でした。(自己都合)
☆好きになったメンバーは?
メンバーが皆それぞれ魅力的なのは前提として。
私がメンバーの中ならこの人かな~?と思ったのは西洸人くんでした。
元々、物事を俯瞰した立場で見られる頭の回転が速い人が好きで。
INIフォルダでの、ボケにもツッコミにも進行にもフォローにも回れる彼の立ち回りは、そういった視点を持った人しかできないな…と感じて。ただ、この段階ではあくまで「このグループだったら」この人が好きだな、と思ったレベルでした。
YouTubeに上がっているMVやperformance video 等も見て、YouTubeでわちゃわちゃやっていたお兄さん達は、かっこいいパフォーマンスのお兄さん達だったんだな~ということを知り。その中でも、洸人くんのパフォーマンス(特に曲にバッチリ合わせた表情)が素敵だな、と思って眺めてはいました。
ただ、普段あまり音楽も聞かずにこういうグループを見てくることもなかった私には、とにかく全てのスピード感が早かったんですよね。制作物の。(あなたいくつですか?)
後から気づいたんですけど、曲自体も3分前後のものが多く(J-POPってもう少し長めの印象)メンバー数も多いので…MVの印象がなんかすごい!目が足りないというより、私には目が回る!でもかっこいいね!細かいことはわからないけれど!というなんとも大雑把なもので(今もそんなに進歩はしていないと思う)
時々、思い出したようにTVやYouTube見るくらいで私は満足なんだろうな…という結論を半分くらい得たところでした。
☆多分、転換点はここだった
さて、では何故そんな私がひっそりながらSNSのアカウントを作ってみたりなどしているかというと。
私が上記の結論を半分くらい得た辺り、ちょうどINIはTAG MEを発売した頃。所謂カムバ期だったんですよね。
つまりはTVで目にすることも多い時期だったわけで。一応、公式のSNSくらいはチェックしていたので、TV番組に出るのか…せっかくだし見てみようかな~くらいの気持ちで普段は見ない音楽番組を見ることにしました。
HANA_花 のMVは一応見てはいて、今までの表題曲よりゆったりとした曲で(私にとって)親しみやすい曲だなという印象でした。
MVの印象は、なんか花火したりいっぱいお部屋の中でものが舞ってて(そこ)皆柔らかい雰囲気で楽しそうだな~と。
この曲だったら、TVで見た時もじっくりメンバーを見られるな!くらいの気持ちで音楽番組をつけたんですよね。私。
軽い気持ちでTVを見た時に、私はまんまと撃ち抜かれたわけです。洸人くんに。
今までの曲の時はあまり想像できなかった、柔らかい表情に。特に目線の使い方に。カメラを捉える目線は、上手な方って結構沢山いらっしゃると思うんです。
私がすごい!と思ったのは、敢えて目線をカメラではない方向にやった時の魅せ方が秀逸だったこと。
この時期、サンバイザーみたいなものをつけた衣装あったじゃないですか。サンバイザーだよね?あれ?当たり前なんですけど、そういう衣装となると目線の動きって分かりにくいんですよ。影になるから。だけど、目線の動きが、その先にある感情が想像できる。(あくまでこちらが勝手に想像しています)
これは、私が役者さんを応援しているから余計に、だと思うんですが。
目線の一つに、口の僅かな動きの一つに表現としての意味が大きくあると思っていて。
なんなら、台詞や歌詞として聞こえてくる音よりも、そちらに感情が詰まっていると思っている節まであって。
カメラに抜かれている僅かな時間で、その意味を想像させるような表情の使い方をすることに感動したんです。どう考えても、メインは歌やダンスになるはずなのに。
この時が、私の中で「このグループだったら」この人が好きだな、ではなくて。
私、「この人が」好きだな、に変わった瞬間だったと思っています。
人にもよると思いますが、私は演劇を観る時にそこには「ない」何かを想像させるのが上手い人が好きなんですよね。
それから、ただそこに「ある」のが上手いこと。ただそこに「ある」のを表すのはとても難しいと思っていて。
それは物質でも感情でもいい。それが上手いと引き込まれるし、その空間に連れていってもらえる魔法がかかると思っていて。
劇場でそういった経験をする度に、足を運んで良かった!と思うのですが。
HANA_花のパフォーマンスの洸人くんを見た時に、それに近い感情を持ったんです。
彼は画面の向こうにいるのに。
☆その後の話
もうこうなると何を調べるべきかは分かります。私自身が元々オタクだから。とてもタイミングのいいことに、彼らにはツアーの予定があって。私が行けそうな日程はまだ一般発売のチケットがある。
速攻でチケット取りました。ほとんど何もわからない状態で(曲は一通りサブスクで聞きましたが)行ったライブが、本当に本当に楽しかった。
私が普段足を運んでいる劇場と比べれば何倍もの規模の大きな会場。
一般で取ったチケットだし、当然肉眼で人間を判別できるような席ではありません。それでも本当に楽しかった。お芝居もライブもそうだけれど、わざわざ会場に足を運びたい!って思うキラキラした気持ちを、久しぶりに純粋に感じた気がして。長くオタクをしていると多方面に欲が出てきますからね…(自戒)
ちょうどドーム公演も発表されていたので勢いで申し込んで、ありがたいことに当たったので遠征もしました。
誰一人として、私がINIに興味を持って、好きになったことを知らないまま突き進んでました。経験値って大事だね。界隈違ってもオタクだと、なんとなく必要な行動がわかるもんね。
☆最後に
私が、当初YouTubeで見かけたグループさんは何もINIだけではありませんでした。そのグループさん達がどこだったか、全部とは言いませんが覚えているくらいにはそこかしこでお名前を見かけるようなグループさん達でした。
その中でも私がINIをもっと見てみよう、と思ったのはメンバーの皆さんが愛に溢れた素敵な人達で、それが普段のYouTubeの様子からも十分すぎるくらい見て取れたから。
そして、今までの曲とは雰囲気が大きく違ったのでしょうが、私が興味を持ったタイミングでリリースされていたのがHANA_花だったから。
普段のバチバチとした曲も勿論かっこいいのですが。
あのタイミングでリリースされたのがそういう雰囲気の曲だったら、私の中ではYouTubeで見た面白いお兄さん達は、パフォーマンスがバチバチのかっこいいお兄さん達だったんだな~で終わったでしょう。
多分、演劇的なものの見方をすることが少し癖になっているんだと思います。そこを捉えて離さなかったのが、HANA_花での洸人くんの表情のパフォーマンスだった。
ここでハマらなくても、時々、どこかでお名前を見かけて、思い出したように見たりしていたのかな。
私は演劇を見ることも応援することも止めるつもりはないから、その時々で熱量は変わってくるのは否定できないけれど。
それでも、INIを知って応援しようという想いは自分の正直な気持ちだから。
ゆるゆる~っと追いかけていけたらな、と思うのです。
オタクをしていると、つい他人と比較したり自分の中で迷ったりすることがあるから。
そんな時にこれを自分で読み返して、また原点に帰れたならと思います。
ここまで書いて思ったけど、もしかしてこれ近況報告の代わりに、舞台の方のお友達に見せたらよかったのかな。まあいっか。